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最新情報
開催予定の研修・講演のお知らせ
近刊のご紹介
庭株式会社 主催 あそびの庭 オンライン保育研修
乳児の身体・眼・手の運動発達から考える保育の手立て
全6回 各40分 5月10日 配信開始
「子どもの生活と遊び Vol.1 具材 ごっこ遊びを支える道具」
「子どもの生活と遊び Vol.2 絵本 こどもと語り合う道具」
そして、
「こどもと大人のための月刊新聞 庭しんぶん」
庭株式会社さんによるオンライン保育研修をご案内します。
ひとが生まれ、そこから言葉を発することへといたる発達は、自分の身近にいるひと、周りのものごとに対し、「何だろう」と知的好奇心を持ち、「見たい」とまなざしを向け、「近づきたい」と身体を動かし、「触りたい」と手を伸ばし、把握し、指で扱い、そして、もうこれ以上は「手が届かない、でも何だろう、知りたい」と感じた思いを「伝えたい」、そこで指さし、得た経験を「言葉」として「語る」過程です。
これは、「何だろう(知的好奇心)」「見たい(眼球運動)」「近づきたい(身体運動)」「手にしたい(手指機能)」「伝えたい(社会性)」「語る(言葉)」、これらの発達が結びつくことを意味します。
本講座では、身体・眼・手の運動発達を、保育で必要な範囲で簡潔にお話しし、遊びや食事への具体的な手立て、さらには発達障害のこどもで見られる運動や手の機能の問題と対応についてもお伝えします。
こどものとも社主催 オンライン園内研修
対応に悩む保護者、指導に苦慮する保育者への関わり
~発達障害のこどもへの保育実践から
2023年8月19日(土)午後1時から3時
理解しない、やろうとしない、怒りだす、と感じる保護者や保育者。
それは、「気になるこども」が「気になるおとな」へと、行き詰った姿かもしれません。
今、保育者を悩ます、おとなへの対応を学びましょう。
このような内容で、お話をさせていただきます。
例えば、保護者を考えますと、「こどもの発達の問題や就学に必要なことを理解しない、取り組まない」「こどもが寄っていくと、強い口調で、離そうとする」「こどもの言いなりになってスマホを渡している」「疲れた、こどもとは一緒にいたくない、と言う」。
保育者ですと、「おたよりの原稿や月案などを期日までに提出できない」「問いかけをすると、泣いて、話ができない」「こどもや保護者への対応に関し、アドバイスをしても聞き入れない」「同僚を無視する、非難する」。
こういったおとなは、責められます。それに、責められ続けます、そうされてもきました、いつからか、当然、こどものときから。
この姿のうしろにある、そうせざるを得ない理由、そうなった理由、知らず知らずのうちに、そのような自分でしかいれなくなった理由、ここに手をさしのべ、心を傾ける誰かがいなければ、救いはありません。
誰がそこで救われるのか。こどもであり、親であり、保育者であり、対応に苦慮するあなたです。
2時間という短い時間で、お話しできる内容に限りはありますが、責めず責められない保育の場をつくる、そこに役立つお話しをさせていただく気持ちです。
エイデル研究所 げ・ん・き No.197 2023年5月発行
こどもへの対応に困ったときに読む
連載第27回:こどもの困り感に気づくマップ
「言葉を通したひととの関係の問題」①
今回、保育で考えていただきたい、言葉の発達についてお話しをしました。
保育で考えていただきたい、とは、こどもと自分を信じて、こどもの言葉が現れるのを、待つ、この待ち方です。
こどもの言葉が、年齢により示されている指標の通りに発せられないと、おとなは不安になります。この不安とは、互いの間に越えられぬ川がある、見えている、近くにいる、けれども、つながることができないもどかしさ、とでもいえるかもしれません。
ここに橋を渡そうとするとき、相手に触れに行くことができる、この目的を、絶えざる行いとできるようにするためには、そこを渡る者に対応した構造が必要となりましょう。
言葉の橋なら、音声による言葉、身振りによる言葉、表情による言葉、行動による言葉、など、橋を成り立たせる構造の選択はいくつかあります。
さて、では、橋は、こども側から、それとも、おとな側から、どちら側から作っていくのがいいのでしょうか。
しゃべらないから、しゃべるように、促す。これは、こどもが橋を作るよう、おとなが対岸から指示しているように、私には思えるのです。
こどもが何を感じ、思い、考えているか、ここにおとなが思いをはせる、これを保育で実現するのが「代弁」であるとしたら、これこそ、おとな側から、橋を架ける手立てとなるのではないでしょうか。
そして、「代弁」を、音声、身振り、表情、行動、と、こどもが発する言葉にあわせて行うならば、不安、もどかしさといった感情は、橋を往来できる喜びへと置き換わるかと思います。
このような願いから、本文を読んでいただくと、保育で必要となる、以下のことができるように書きました。
「言葉とは何かがわかる」
「こどもの言葉の発達のおおよその順序がわかる」
「言葉が遅れているとはどういうことかを理解できる」
「言葉の発達を促すいくつかの手立てを見つけることができる」
「発達検査と知能検査に関する保育で必要な知識を得ることができる」
保育でできることは、こどもが持って生まれた能力を引き出すことと、私は信じています。そして、こどもが持っていない、持っていたとしても求められる環境に応じることができない能力であるなら、積極的に肩代わりすることも保育で大切だと思います。
この保育者の態度が、こどもを、保護者を、自らを追い詰めず、足元に陽のあたる橋を作るのだと、私は思います。
是非、お読みください。

キッズいわき ぱふ 主催 オンライン保育研修
気になる保護者の理解と対応
京都の宇治にある良心的なおもちゃ屋さん、そして、保育の研修も長年、行っておられる、キッズいわきぱふさんによるオンライン保育研修をご案内します。
今回は、私の著書である、「発達障害のこどもを行き詰らせない保育実践 すべてのこどもに通じる理解と対応(郁洋舎)」で、述べたところをもとに、保育者が保護者に対応するにあたっての考え方を具体的にお話しします。
「気になる」とは、責める言葉ではなく、どうすれば信頼関係を作ることができるか、積極的に悩む言葉ととらえて、保育における保護者の支援について、考えてみました。
下記のリンク先に、詳細な内容と私の紹介動画を見ることができます。
主催様より、以下の通り承っております。
※ チケットをご購入いただくにあたっては、Peatixにて、アカウントの新規作成、もしくは、すでに
アカウントをお持ちの方は、ログインが必要になります。
※ チケットのお支払い方法などは、Peatixサイト内でご確認ください
※ 期間限定のアーカイブ配信(Vimeo)です。約2時間の録画配信です。ご都合にあわせた時間で、
必要な場面を繰り返しご覧いただけます。質疑応答はありません。
※ その他、ご利用にあたっての事項は、リンク先のPeatrixのサイトでご確認ください。
庭しんぶん 連載
「仕事探しは、実に、本当に、」
子どもの生活と遊び Vol.1「具材」、そして、Vol.2「絵本」と、丁寧な保育、丁寧とは、こどもが感じ、思い、考えていることに、おとなも同様、感じようと、思おうと、考えようと、関与をはせる、これを実現する保育の手立てが著された、丁寧な本、を出版されている、庭株式会社さん。
もうすぐ、Vol.3「人形の服」も出版される、とのこと。
毎月発行の、庭しんぶん。丁寧です。こどもへまなざしを向けつつ、こどももおとなも、読む者が自らを問う機会を与えてくれる記事。
ほんのしばらくですが、仕事ってなんなのか、仕事に就くために、こどものときにやっておくことはなんなのか、そして、遊びと仕事の結びつきが何をもたらすのか、などについて、疑いなく関西にゆかりのあるやんちゃでいかしたにいちゃんが、どや感満載で、豪語します。
お楽しみに