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​最新情報

​開催予定の研修・講演のお知らせ

近刊のご紹介

​庭株式会社 主催  あそびの庭 オンライン保育研修

 乳児の身体・眼・手の運動発達から考える保育の手立て

                   全6回 各40分 5月10日 配信開始

 「子どもの生活と遊び Vol.1 具材 ごっこ遊びを支える道具」

 「子どもの生活と遊び Vol.2 絵本 こどもと語り合う道具」

そして、

 「こどもと大人​のための月刊新聞 庭しんぶん」

 

 庭株式会社さんによるオンライン保育研修をご案内します。

​ 

​ ひとが生まれ、そこから言葉を発することへといたる発達は、自分の身近にいるひと、周りのものごとに対し、「何だろう」と知的好奇心を持ち、「見たい」とまなざしを向け、「近づきたい」と身体を動かし、「触りたい」と手を伸ばし、把握し、指で扱い、そして、もうこれ以上は「手が届かない、でも何だろう、知りたい」と感じた思いを「伝えたい」、そこで指さし、得た経験を「言葉」として「語る」過程です。

 これは、「何だろう(知的好奇心)」「見たい(眼球運動)」「近づきたい(身体運動)」「手にしたい(手指機能)」「伝えたい(社会性)」「語る(言葉)」、これらの発達が結びつくことを意味します。

 本講座では、身体・眼・手の運動発達を、保育で必要な範囲で簡潔にお話しし、遊びや食事への具体的な手立て、さらには発達障害のこどもで見られる運動や手の機能の問題と対応についてもお伝えします。


 

​こどものとも社主催 オンライン園内研修

 対応に悩む保護者、指導に苦慮する保育者への関わり

  ~発達障害のこどもへの保育実践から

     私の分は、終了しました。ありがとうございました。

  理解しない、やろうとしない、怒りだす、と感じる保護者や保育者。

  それは、「気になるこども」が「気になるおとな」へと、行き詰った姿かもしれません。

  今、保育者を悩ます、おとなへの対応を学びましょう。

 

  このような内容で、お話をさせていただきました。ご参加くださり、ありがとうございました。

​エイデル研究所 げ・ん・き No.199 2023年9月発行

 こどもへの対応に困ったときに読む

   連載第28回:こどもの困り感に気づくマップ

   「言葉を通したひととの関係の問題」③

 「わけへだてなく話しかける」と「ずいぶんと過去のことを今のことのように話す」を、今号では、とりあげてみました。

 「わけへだてなく話しかける」。

 躊躇せずひとと交流を行う、ひとに慣れ親しむことができる、よいこと、と思えましょう。しかし、一方からみると、ひととの距離は誰とでも同じ、ということになりますから、それだけ、他者は自分にとってどのようなひとなのか、また、自分とはどのような関係なのか、とらえられていない、と考えることもできます。

 「ずいぶんと過去のことを今のことのように話す」。

 これも、それだけ記憶がよく、さまざまなことを覚えていて、よいこととも思えます。しかし、ある出来事を経験するときに、自分にとって必要な情報のみに焦点があてられるのではなく、周囲にあって直接に影響をおよぼさないものごとにも注意が広がりますから、そのとき、大切なことがあいまい、になっている、かもしれませんし、そのなかで、必要なことに焦点をあて続けるには、努力も伴います。 

 また、覚え続けている、ということについて、否定的な方向に感情を向ける経験の記憶、と思うと、それだけ辛さが続く、とも思えます。

 よいと思われることが、そのひと、にとっては、そうは言い切れないことは、多くあるのではないでしょうか。

 このようなこどもの姿について、「保育でみられる姿」の例を挙げ、「なぜそうするのか」、行動や言動の理由を考え、「どう対応するのか」、保育者にお願いしたい対応を提案しました。


 今回、直接に「どう対応するのか」ではなく、保護者との連絡帳のやりとりから、お話ししました。
 連絡帳のやりとり、は、あたりまえですが、保育者が、自分の考えを書き言葉で表す機会です。書き言葉は、直接に行う口頭でのコミュニケーションとは異なり、イントネーション、音量、表情、身振りなど、発する者の言葉の背景にある感情や考えを含みません。また、相手の様子を見ての、臨機応変な言葉の選択は不可能です。
 それだけに、自分が表す言葉が相手におよぼす作用を広く検討して、言葉を選ぶ必要がありますし、それだけに、伝える相手の心情を慮ることが求められます。

 こどもが大きな声を挙げると、それは「奇声」、と、よく言われますが、この言葉が指す内容を吟味して使われていることは少ないと感じます。

 「奇声」とは何か、このこどもが、大きな声を出したとして、それを「奇声」とまとめてよいのか。
 ひとのものの考え方は、そこで用いる言葉によって、何らかの方向に定まっていきます。他者を理解するとき、その言葉によって、自分のなかに他者の像を作り出しますし、自分を、自分自身で理解することも同じです。
 そう考えると、どの言葉をどのように用いるか、今、表した言葉は、他者を忠実に代弁しているか、省みることがなくては、他者も自分も大事にはできないでしょう。

 このような考えから、今号では、保育の場で、なにげなく使われる言葉も織り交ぜ、言葉を考えて、こどもを、保護者を、理解する一例を書いてみました。

 あわせて、家庭と保育のみならず、そのほかの社会資源とつながる必要がある、こどもを保育するにあたって、保育者の役割はどこに限る必要があるのか、「限る」ことにより、保育者が安堵の気持ちをもって、こどもと保護者に関わることがいかに大切かも記させていただきました。

 自分を大事にすることが、他者を大事にする、どちらかではなく、どちらも大事にできる生き方が、保育にあることを願います。

 是非、お読みください。

げ・ん・き最新号.jpg

​キッズいわき ぱふ 主催  オンライン保育研修

 気になる保護者の理解と対応

​  再配信が終了しました。ありがとうございました。

 京都の宇治にある良心的なおもちゃ屋さん、そして、保育の研修も長年、行っておられる、キッズいわきぱふさんによるオンライン保育研修、私がお話しさせていただきました分の再配信が終了しました。

 ありがとうございました。

​庭しんぶん 連載

 「仕事探しは、実に、本当に、」

 子どもの生活と遊び Vol.1「具材」、そして、Vol.2「絵本」と、丁寧な保育、丁寧とは、こどもが感じ、思い、考えていることに、おとなも同様、感じようと、思おうと、考えようと、関与をはせる、これを実現する保育の手立てが著された、丁寧な本、を出版されている、庭株式会社さん。
 もうすぐ、Vol.3「人形の服」も出版される、とのこと。


 毎月発行の、庭しんぶん。丁寧です。こどもへまなざしを向けつつ、こどももおとなも、読む者が自らを問う機会を与えてくれる記事。


 ほんのしばらくですが、仕事ってなんなのか、仕事に就くために、こどものときにやっておくことはなんなのか、そして、遊びと仕事の結びつきが何をもたらすのか、などについて、疑いなく関西にゆかりのあるやんちゃでいかしたにいちゃんが、どや感満載で、豪語します。

​ お楽しみに


 

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