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  • Hiroyuki Notoh

ほんの数日前に、思いついたこと

 こんにちは。


 先日、停止階に着きましたエレベーターが、「ゴカイデス」、とおっしゃいましたので、「そうでしたか、ごめんなさい」、と、返事をしておきました。

 もちろん、「5階です」と機械による音声アナウンスが流れたまでのことで、乗っていたのは私だけでしたから、「誤解です」と読みとって、冗談をひとりごちたまでのことです。


 さて、私は、東西南北、右左、といった言葉は、ほぼ不案内です。

 具体例を挙げます。


 東西南北に通っている十字路(この説明をする時点で、自分自身、疑問)があります。

 あるひとが、南にある出発地から右折をして、東にある目的地へと到着しました。用事が終わって、出発地に帰るとき、当然、東から西へと進み、左折して、南へと戻ります。

 しかし、いつもの私ですと、用が済んだ後、東から西に向かって進むまでは大丈夫です。しかし、そこで右折して、北へと行ってしまうのです。

 なぜかというと、往路が右折だったので、帰路も右折、と思ってしまうわけです。

 こういったことは、ずいぶんと自覚されてきたので、だいぶと改善はされてきています。しかし、不慣れな地域では、まだまだな私です。


 地名についても同様、京都市内ですと、東側に「東大路通り」、西側に「西大路通り」、いや、これも当たり前ではありますが、それぞれの道の名と方位が「結びついている」のを知ったのは、青年期をとうに過ぎてからでした。

 「西から昇ったお日様が、東~へ沈~むぅ」という、アニメのテーマ曲を聞いて、それがギャグであると気づいたのも、それなりの学年になってからだったと記憶しています。


 それで、自動車を運転するとき、よほどわかった場所以外は、ナビを使います。しかし、これも、使い始めたのはそう以前でもなく、当初は、地図を見ながら、自分の能力の改善を図っていました。また、ナビ自体をアップデートすることも知りませんでした。

 なので、一度は、「目的地に到着しました」と案内が終了したところは空き地で、実は、訪ねるべき施設は既に引っ越していた、慌てて連絡をして、迎えに着ていただいた、ということもありました。

 なので、自分には期待せず、知りあいに教わったスマホのアプリのナビを使っています。とても便利で、どこにでも到着できますし、帰ることもできます。私は無敵です。


 んで、ここまでは長い前置きで、ここから本題に入るわけです。


 そのナビが、先日、「左折です」と言うので、思わず、「挫折か」と、ひとりつぶやいてみました。その後、「左折レーンがあります。ご注意ください」と言うのも、「なるほど、挫折に陥らないよう、注意してくれるわけだ」と思いながら、進んでいたのです。

 そこで、「右折」は「どうとらえるといいのだろう」、と、あれこれ考え、「紆余曲折」と、言い換えることを思いつきました。

 そうすると、「次、右折です」は「次、紆余曲折です」になって、「右折レーンにご注意ください」は、「紆余曲折に入り込まないよう、ご注意ください」となるわけです。


 カーナビは、目的地を入力して、そこにたどり着くまでの道案内、なかなか優れもので、かかる時間の少ない順、距離の短い順、など、様々なシミュレーションをしてくれます。

 

 そこで、今回、私がご紹介したいのは、「人生ナビ」です。まるで通販の枕詞みたい。


 初期設定では、生年月日や現在の仕事など、自分に関する情報を入力しておきます。

 次に、たどり着きたい人生の到達地点を入力します。例えば、将来なりたい職業や将来に備えておきたい経済力などです。

 そうしたら、いくつかの往路(もちろん、帰路はありません)を提案してくれます。そのなかから選んで、ナビを開始すると、「次、挫折です」「紆余曲折にご注意ください」など教えてくれるのです。

 できるだけ「しばらく直進です」を選びたいところですが、チャレンジはOKです。


 こういう機械があると、私なんかは、今更ながら、ドキドキしない安全な人生を選べる、と、欲しいところです。

 甘いおやつが大好きなロボットのポケットから、「はい、人生ナビ」と、出てくるといいです。


 しかし、どうも、そういう発明品に依るのは、楽しくなさそうです。


 生きているといろいろなことがあり、ドキドキどころか、倒れるときも、ひととぶつかることも。自分が傷つくことも、ひとを傷つけることも。用心しても起こります。

 挫折も紆余曲折も、自分が生きていくうえで必要があるから、起こるのでしょうし、到着地点も、進む方向もわからないからこそ、ぐるぐると回りまわって、ひとと出会って、行うべきことを行って、生きている意味を自分で作るのだと考えたいものです。

 そうすると、私が方向に不案内なのは、改善不要、必要な能力かもしれません。


 こんなことを書いている間に、親しい知りあいから、ゴールデンカムイの続きが到着しましたので、読むことにいたします。


 そのうち、また、感想を書いてみようかしら。


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